ずれずれ草~其の参佰伍拾捌~

レストラン植松です。

それにしても暑い日が続きますね。
甲府市では猛暑日が20日連続となり、連続猛暑日の最長記録を更新中だそうです。
皆さま、くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい。

こんな暑い日にはクーラーをキンキンに効かせた部屋でタオルケットにくるまりながら、ガリガリ君を貪りたいです。
いや、待てよ。
夏といえば、かき氷でしょ。

先日、レストランスタッフの丸山さんから、北杜市周辺のオススメのかき氷屋さんを聞かれました。
私の頭の中には一つしか浮かんでこなかったので、その店を教えてあげたのですが、そういえば、その存在は知ってはいたものの行ったことないよなぁ、かき氷屋って…。
数日後、丸山さんからそのかき氷屋に行ってきたと報告を受け、画像も見せてもらったので、私もブログネタに最適かと思い、行ってみることにしました。
そのかき氷屋とは、「道の駅はくしゅう」にある、「蔵元八義(やつよし)」です。
スタッフの方は自虐的に「掘立て小屋」と言っていますが、スーパーの駐車場脇のプレハブの屋台で販売しています。

大きな旗印でアピールされているように、ここのウリは「天然氷」です。

天然氷とは冬場に自然の寒さだけで作った氷で、じっくりと時間をかけて作るので不純物のない透明な氷になるそうです。
その天然氷は氷室(ひむろ)の中で貯蔵され…

♪ ONLY YOU そのままで
ONLY YOU かざらないで
ONLY YOU たった一度
ONLY YOU オマエだけにぃぃい

って、そっちの氷室じゃねーよ!

すみません、思いっきり世代なものでついつい口ずさんでしまいました(^^;)

あらためまして説明しますが、冬作られた天然氷は氷室という冷温貯蔵庫の中で夏まで保管されます。氷室は明治初期には全国に100軒ほどあったそうですが、現存するのはわずか5軒だとか。
近年の温暖化の影響もあり、天然氷は稀少性が高まっています。

そんな天然氷のかき氷はどんなものなのか。
とりあえず私、ド定番中のド定番、
「生いちごミルク」を注文しました。

コワモテのお兄さんが真剣な眼差しで作った入魂の一品がコチラ。

見た目がこんもりとボール状になっていて、想像していたより大きくて、果たして食べきれるのかと一抹の不安が。
恐る恐るさの一口目を口に入れるやいなや、その口溶けは淡雪の如し。
冷たいものを口にした時に起こるあの頭キーンの頭痛(アイスクリーム頭痛というそうです、そのまんまやん笑)もなく、まるで綿菓子のように跡形もなく消えてしまい、食前の不安など一掃されてしまいました。

とてもおいしくいただきました。
夏季限定の営業なので、いつまで営業しているか分かりませんが、機会があれば違うテイストを味わってみたいと思います。

それではまた次回。

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