ほうとうdiary

こんにちは、フロントの朝岡です。

お昼はワッと暑くなる日々になってきましたね。
昼間に車を運転しようと思うと、中がサウナ状態になっている時期になってしまいました。

さて、そんな暑いですねと話をするなか、今回は熱い食べ物の話です。
山梨では一番ホットなソウルフードと言えば、そう!
ほうとう!!!

山梨にきて1年以上が経ちましたがやっぱり山梨のご当地グルメと言えばほうとうから更新されません…
しかし、一口にほうとうと言っても、お店や地域によって結構違いがあるのは皆さんご存知でしょうか?

今回はそんな、ほうとうの違いを探しに行った、
(最近ダイエットのために麺類を避けているが、ほうとうは野菜がたくさん入っているからカロリーゼロ理論を言い聞かせている)
朝岡の、山梨ほうとう津々浦々レポートをご紹介します。

まず1店舗目!
有名どころの「甲州ほうとう 小作」です。
清里店に行ってきました。

まだ雪が残っている、撮り溜めしていた写真なのがバレてしまいますね。笑

小作と言えば、山梨各地に点在するほうとうの有名店ですが(甲府駅前店はお昼時によく行列ができています)、
ほうとうのメニューにバリエーションが多いことが特徴です。
スタンダードなかぼちゃほうとうをはじめ、鴨肉ほうとう、辛口カルビほうとう、熊肉ほうとう(⁉)、すっぽんほうとう(⁉⁉)、あずきほうとう(ちゃんと甘いらしい…)、等々いろんなアレンジをされたほうとうがいただけます。

私は猪肉ほうとうをチョイス。

麺は平たいですが厚め系のほうとうで、具材はゴロゴロと入っています。
猪肉は牛肉と豚肉の中間のような歯ごたえがあり、臭みもなく美味しい!
具材は他に、山菜、じゃがいも、人参、里芋、白菜、長ねぎ、かぼちゃが入っていました。
漬物がいいアクセントになっていて、鍋が小さめに感じましたが、量はずっしりめ。
今度、小作に行く時は熊肉ほうとうに挑戦してみようかなあ…

続いて2店舗目。
こちらも有名店「ほうとう不動」です。
河口湖北本店に行ってきました。

ゴールデンウィークの平日に行ったのですが、開店時間20分前から既に列ができていました。
出汁のいい匂いが外まで漂っていて、並んでいる間から食欲がそそられます。
店内はかなり広く、そして店員さんがかなり元気ハツラツしています。

音楽室の偉人のようにかざられている戦国武将たちに見られながら待っていると、

グツグツ熱々のほうとうが来ました!
ほうとう不動は、ほうとうの種類が「不動ほうとう」一択のシンプルで、その分ほうとうへのこだわりを感じます。
麺はほうとうの中では幅が細めですが、厚みがあるので、手打ちうどんのようなコシがあります。
汁は出汁の風味が強めで味噌味も濃すぎないやわらかい印象です。
具材は白菜、人参、長ねぎ、キャベツ、インゲン、おあげなどが入っていて、どれも大きめで、麺のコシに負けない存在感がありました。

ほうとう不動は、河口湖周辺に何店舗かあるお店ですので、富士五湖観光と合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

さて、ここまで王道のほうとうとは違い、ここからは変わり種の紹介です。
同じ山梨県内でも、ほうとうに似ているけどその地域では違った形で食べられている郷土料理があるようです。
今回は峡南地域の南巨摩郡富士川町へ。
富士川町では「みみ」という郷土料理があるそうで、それを食べに「つくたべかん」というお店に来ました。

のぼりにイラストがありますが、みみは箕(み)という平たい籠のような農具の形が元になっていることが由来だそう。

店内にはみみを作るスペースが併設されており、お店の方がみみを打っていたり、
つくたべかんと言うお店の名前にもある通り、お客さんがみみ作り体験をしたりもできるようです。

せっかくなので併せて注文した季節の天ぷらを食べながら待っていると、

来ました、みみです!

箕の形をまねていると言うのが、しっかり理解できるかわいい形をしています。
麺の厚さは薄めですが、重なっている部分は厚みがあるので、食感はしっかりしています。
汁は味噌味ですが、ほうとうと違いとろみはないので、お味噌汁に近い感じです。
具材は、かぼちゃ、人参、大根、ごぼう、しいたけ、長ねぎ、油揚げ、里芋が入っていました。
実際に食べてみると、すいとんに近いイメージで、
ほうとうを食べに来た頭でいたら、すすれないことに少しギャップ感じて面白かったです。笑
近くに大柳川渓谷遊歩道という、森林を歩いて滝を見に行ける遊歩道もあって、食後の運動にもオススメです。

最後は、こちらも変わり種のほうとうの仲間です。
~そのラーメンの麺、ほうとうに変えてみませんか?~
そんなサブタイトルが付きそうな、笛吹市のご当地グルメ、
「ラーほー」を紹介いたします。

ラーほーとはズバリ上のサブタイトルの通り、ラーメンの麺がほうとうになった料理ですが、ほうとうをもっと気軽に食べられるようにと考案されたようです。

今回は笛吹市にある「めんや なないろ」というラーメン屋さんに行ってみました。

正にラーメン屋さんといった外観!担々麺が押しのお店なようです。

こちらが今回のラーほーです、見た目は完全に中華そばで、
スープも中華そばの昔ながらのラーメンスープですが…

麺はほうとう!太い!
麺が太い分、しっかりラーメンスープと絡んでおり、
ラーメンより噛まなくてはいけない分、満腹感がかなりあります。
餃子もセットに食したら、食べ終わりの口が完全にラーメン食べ終えた時のそれでした。
ちなみに餃子は野菜餃子でニラのパンチが効いてて美味しかったです。

ラーほーはお店によっては鳥白湯スープのところがあれば、
また、道の駅などで販売している、自宅で作れるラーほー麺をアレンジして、ベトナムのフォー風にして食べたりするもの美味しいらしいです。
ほうとう麺って意外と味噌味以外とも合うのかもしれないですね。

以上、山梨津々浦々ほうとうレポートでした!
気になるほうとうはありましたか?
皆さんも色んな種類のほうとうを探しに行ってみてくださいね!

【甲州ほうとう小作 清里高原店】
山梨県北杜市高根町清里3545-118

【ほうとう不動 河口湖北本店】
山梨県南都留郡富士河口湖町河口707

【つくたべかん】
山梨県南巨摩郡富士川町十谷2294-7

【めんや なないろ】
山梨県笛吹市春日居町桑戸632-1

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